10数年間に計画された沼津駅周辺の鉄道高架事業は、多額な税金の投入によって市財政に多大な影響を与えます。工期も20年以上にわたります。従って市の財政に限りがある以上、市民生活に関わる他の様々な事業を圧迫することは必定です。私達は鉄道高架事業に大きな不安危惧を抱き、この事業の見直しを求め、鉄道高架事業に対する代替案として、容易に整備の可能な沼津駅の橋上化と駅南北を結ぶ自由通路を中心とした事業を提案して参りました。
富士見町をはじめ、用地買収に手が付けられてきた区域では、時代の流れと共にまちは衰退を続け「まち壊し」の現実が明らかになりつつあります。又鉄道高架事業に伴う貨物駅の移転が予定されている原西部地域に於いては、市当局からの明確な説明も無いままに土地買収が行われようとしています。地域住民は新貨物駅が、住環境に及ぼす影響について大きな不安を抱えており、行政に対する深い不信感も渦巻いております。
これまでも鉄道高架事業のために、沼津市民の望む諸事業は先送りされたままになっており、市民の安全で安心できる生活の保障や「まち」の発展が停滞しております。鉄道高架事業は、関係の深い一部地域の住民だけの問題ではなく、沼津市に住む全ての人々に関わる重大な問題なのです。
Copyright (C) 2005 新生沼津の会